【会員のみなさまへ重要なお知らせ】

日本スキー学会

会員のみなさま

日本スキー学会 会 長 新井 博

理事長 伴 好彦

 

新型コロナウイルス感染症の状況が見通せない中、研究活動を含め、様々な事に不安を感じていらっしゃる会員の皆様も多いことと思います。

当学会では昨年度の秋季大会をオンライン開催し、3月の学会大会はオンラインと現地対面実施の併催によるハイブリッド型開催という新たなスタイルで実施いたしました。大会後に感染者も報告されず、何とか無事に終えることが出来ました。今年度以降もしばらくは同様の開催形式になるかと思います。ご不便おかけすることもあるかと思いますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。大会の詳細につきましては日本スキー学会HPに掲載されます、シーハイル103号をご確認ください。

 

さて、3月の学会大会時に開催された『2020年度 総会』では非常に重要な議題が審議され、決定されました。詳細な総会資料についてはスキー研究第18巻に掲載されますのでそちらでご確認ください。今回ここでは、決定された2021年度の、特に重要な点について報告させて頂きます。学会の活動を活性化していくための年会費額変更を含みますので必ずご確認ください。

尚、総会決定の結果・経過の概要は以下の通りです。

2021年度の学会事業計画および予算案について審議され、総会出席者(対面参加:15名、オンライン参加者:15名)の賛成多数により、日本スキー学会研究助成および日本スキー学会誌の電子化といった新規事業を含めた事業計画、それら事業計画を円滑にすすめるための予算案B案が承認されました。

 

【2021年度 事業計画】について

以下の、学会事業について実施の方向で審議がなされた。

  • 第32回大会の開催:2022年3月を予定
  • 2021年度秋季大会の開催:2021年9月11日(土)オンライン開催
  • 学会誌「スキー研究」第18巻の発行:2021年12月予定
  • 優秀発表賞表彰:2021年度秋季大会、第32回大会
  • ニューズレター「シーハイル(電子版)」発行:103〜105号予定
  • SIAとの連携教育活動:学会大会参加によるSIA研修会単位付与事業
  • 会員メーリングリストによる各種情報提供
  • 日本スキー学会「研究助成」:若手研究者への研究助成制度新設
  • 日本スキー学会誌のPDF化および公開:旧学会誌を電子化し活用を容易に

 

【2021年度 予算審議の経過と決定】

学会事業計画に基づいて、以下のA・B案が提案された。

予算案A=(例年どおりの事業計画、例年どおりの予算額)での学会運営も可能ではあるが、現在の会員数(一般会員225名前後、学生会員20名前後)による年会費収入(一般会員:年額\5,000-、学生会員:年額\2,000-)では現状維持が精一杯で、発行物等の増加(スキー研究、記念誌、シーハイル等)や研究活性化(発表賞、論文賞、研究助成)を実施するのは難しい。

予算案B=大幅な会員増加が見込めない状況のなか現実的な案として、年会費を増額(一般会員 年額\7,000-、学生会員 年額\3,000-への金額変更)し、増収分を新規事業の「研究助成」および「日本スキー学会誌バックナンバーの電子化およびJ-STAGEへの登載」へ予算計上する。

審議の結果、B案と決定した。

 

【学会事務局の移転】について

2021年4月1日より学会事務局は既に「〒090-8507 北海道北見市公園町165 北見工業大学 中里浩介研究室内」に移転しております。なお事務局メールアドレス( office@js3.jp )に変更ありません。詳しくは学会HPをご確認ください。